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最近読んだ漫画「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」

サンデーうぇぶりで漫画を読むようになって、寝る前とかのちょっとした時間に漫画を読むのが最近の楽しみ。

そんでもって最近まで読んでいたのが「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」という漫画。読み終わってから気が付いたのだけど、葬送のフリーレンと同じ作者らしい。最近の作品ちょっと寂しげなのがはやってんのかなとか思ったけど同じ作者だったわけだ。知らんかった。

なぜか人類がいなくなった世界で、謎の博士とロボットの日常を描いた作品。

博士とロボット以外に出てくる人は基本死んでいるので寂しい印象を受けるのだけれどそんなことはなく、緩やかに終わりを迎えながらもその過程を楽しんでいる。ディストピアだけど前向きな博士とロボットが魅力的。

基本的に一話完結で、テーマに沿ったシュールなギャグで進んでいく。

全編ゆるい日常を描いたものかといえばそうでもなく、だんだんと博士の今に至る生い立ちだったり世界観だったが明らかになっていくタイプ。博士は人間なのでいつか終わりが来るのだけど、ロボットのほうは博士よりも長く存在していくわけで。同じ時間に生きているけれども時間の流れが違う者同士の何とも言えない寂しさが良かった。

全2巻までで一応完結している。サクッと読みやすいボリュームではあるのだけど、最後の展開は結構好き嫌い分かれそうかな。僕はあんまり悲しいのは好きじゃないので希望を持たせた形で終わらせるのは結構好き。

現在葬送のフリーレンが人気だけれども、同じようなテイストの漫画を読んでみたい人におすすめ。

 

おわり