外に出る用事があり、そのついでに特にみるものを決めずに映画館に行ってきました。
本命としては最近マフティーブームでちょっと気になっている「閃光のハサウェイ」を見たかったのだけれど、うちの地域でももう上映本数が減ってしまっていて断念。
そこでちょうど公開日ドンピシャだった「竜とそばかすの姫」を見てきました。
この作品映画館に行くまで知らなかったのだけど、サマーウォーズなんかで有名な細田守氏が監督の作品らしい。
ちなみに時をかける少女とサマーウォーズは好き、おおかみこどもとバケモノの子は個人的には微妙だった。未来のミライはいい話を聞かなかったという理由で見ていません。
チケットを購入してコーヒー片手にいざスクリーンへ。平日ということもあり、人はそこまで多くなく快適でした。
映画の全体的な感想は
「ストーリは微妙…だけど音楽は最高」
以下ちょっとした感想、ネタバレあり。
良かった点
・OPから音楽が最高。あの迫力は映画館の音響じゃないと味わえない
・田舎の描写が美しい
・サマーウォーズのオズに近い、Uという仮想現実の雰囲気がいい
・インターネットの嫌な所が良く出てる
いまいちだった点
・キャラクターが現実と仮想現実合わせてそれなりの数出てくるのだけど、いまいち掘り下げがされない
・結局竜が何で戦っていたのかが私わからなかった
・最後周りに大人とか友人とかたくさんいたのに、女子高生一人に任せるのはちょっとどうなの
・広げすぎて描きたいテーマが中途半端では?
映像とか音楽とかは本当に最高だった。ただその分ストーリーがちょっと粗削りであったと感じる。現実と仮想現実それぞれで問題があって、最終的にはクロスしていくみたいな内容ではあるのだけれど、そのどちらもうまくたためていない印象。全体的なご都合主義はまあいいとして、タイトルにもある竜に関していまいちピンとこなかったのが一番の問題なような気がする。
いや、最近の作品はすべてを語らないのが主流であって作品にすべてを求めるのはもう古いのかなぁ…
ネガティブな感想が多くなってしまったが、気になっているのならば間違いなく劇場で見るべき作品。重ね重ねいうけれど、ド迫力の音響に鳥肌立ちまくりでした。
ごちゃごちゃ書いたけれど、久しぶりに映画館で映画を見ることができて楽しかったのでヨシ!今回見られなかった閃光のハサウェイも公開中に見に行きたいな。
おわり